現在、高森台県有地では社会福祉法人などの施設の建設が進んでいます。
これらの施設群周りを手始めに、いつの日か県有地の周囲、更にはその周辺地域までハナモモで縁取り、華やぎのある「桃源郷」を創り上げて高蔵寺の名所にしようというのが「桃源郷プロジェクト」です。
桃源郷のモデルは長野県阿智村「花桃の里」。かつては荒涼とした過疎地でしたが、今では隣接した「はなもも街道」と合わせて1万本が咲き誇る「伊那の桃源郷」と称されています。
ルーツは福沢桃介がドイツから持ち帰った3本の苗。その美しさに魅せられた人が次々に苗を移植し、周囲に広がっていき、「平成の花咲か爺」こと渋谷秀逸氏の手で阿智村のハナモモが日本一と称されるまでになりました。
この一連の「植樹リレー」を高森台県有地へつなげようと、市民の会では、2016年からその準備を始めました。
2017年2月「第1回ハナモモ育樹祭」を皮切りに毎年育樹祭を開催し(2021年はコロナ禍で非開催)、市民・地域住民の皆さんと共に6年間で400本余りのハナモモを植え続けてきました。
春には小さい苗木からも花が咲き、未来の桃源郷を夢見ることができます。
このプロジェクトは、5年・10年後の景色を楽しみに、市民のみんなで創り上げていくものです。
一方、ハナモモの植栽後の5月には、誰もが関わりやすい事業として 「ヒマワリ里親大作戦」も開催。
市民・行政・企業で力を合わせて創り上げる「ハナモモの咲き乱れる桃源郷」こそが、高蔵寺ニュータウンの未来に繋がると信じています。一人でも多くの人とともに、このプロジェクトを進めたいと考えます。
「高蔵寺ニュータウン桃源郷」のモデル、長野県阿智村の「花桃の里」がなぜ人々の心を打つのか、そこには「日本の電気王」福澤桃介さんから始まる物語があります。ハナモモの苗のバトンは高森台にも。第一回のハナモモ育樹祭では、阿智村から譲り受けた苗も植樹しました。
2017年から2022年まで毎年2~3月にハナモモの苗を植える「ハナモモ育樹祭」を開催しました。
育樹祭では広く一般市民に呼びかけて苗を植えてもらうほか、2019年の第3回からはハナモモ苗のオーナー(管理料込、1本1万円)も募集しました。
また会の紹介映像や音楽、ワークショップなどを軽食をとりながら楽しんでもらうなど、静かな地区にひと時の賑わいをもたらす祭りでした。
ハナモモ育樹祭より前に始まった「コミュニティガーデン」の一つが「ヒマワリ里親大作戦」。
5月連休明けにヒマワリの種とポットと土のキットを活動に協力して下さる人(里親さん)に託し、育った苗を3週間後の6月初旬に花壇に定植しています。
ヒマワリ里親大作戦、その後の花壇の植栽も含めて「桃源郷プロジェクト」です。
2018,19年は、福島市のNPO法人シャローム様の活動に賛同し、食用油を採取する品種の「春りん蔵」の種を取り寄せて育て、種をシャローム様に返送しています。
種は障がい者福祉施設の授産商品としてひまわり油に生まれ変わっています。
NPO法人シャローム様URL
桃源郷プロジェクトを推進する資金として2016年秋に「花咲か基金」を設立しました。
現在基金は個人1口1000円、団体1口5000円です。
ハナモモ、ヒマワリ、その他の季節の草花や低木の植栽や管理を桃源郷プロジェクトチームと共に行っていただこうと、「花咲かサポーター」を募集しています。
花咲かサポーターのご案内は、こちらをクリックハナモモの会では、市民のパワー、行政のバックアップに加え、企業から資金面の協力(特別協賛)を仰ぎ、産官民が手を組んでの活動を目指しています。
特別協賛は2018年から募集を開始し、2019年1月までにご協力いただいた7社につきましては2019年2月、第3回ハナモモ育樹祭でハナモモの記念植樹を行い看板を設置いたしました。またコロナ下の2020年度にご協力いただきました6社の記念看板も2022年第5回ハナモモ育樹祭時に記念樹と共に設置しています。
上記申込書に必要事項をご記入の上、手渡し、メール、 FAXいずれかの方法でご提出ください。
糟谷理恵子 | TEL 090-9899-4499 |
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